バドミントンはミックスダブルスも面白い!!~東野有紗 ・ 渡辺勇大 はなぜ強い?~【Ver.1.0】

バドミントン

ミックスダブルスとは?

男子ダブルスや女子ダブルスと違い、男子と女子がペアを組んで戦うスタイルをいいます。

ミックスは社会人になるとやる機会が多いので、実はとっても参考になります。

テニスとバドミントンの違い

テニスではミックスダブルスは他の種目に比べて少し、雰囲気も明るくエンジョイしてる感覚がありますが、バドミントンではこの種目でもガチの試合が見れます。

男子ダブルス、女子ダブルスとの違いは?

スピードのある展開と、ゆったり大きな展開から隙をつくようなショットの両方があります。

男子は後衛、女子は前衛

男女に明らかな役割があります。

わかりやすくすると

男子=後衛

後ろから、スマッシュ、ドロップショットでチャンスを作る、または決める

女子=前衛

ネットに詰めて男子が作って浮いてきたショットを決めきる

日本人選手の紹介

日本人の上位選手として東野有紗 ・ 渡辺勇大 ペアがいます。2019年3月19日現在の世界ランクはなんと3位です。

東野有紗(ひがしのありさ) 選手

東野選手は女子でも珍しいジャンピングスマッシュ(両足で踏み切って高くジャンプする打ち方)を打ちます。

たーくん
めちゃカッコイイです!!

ネットへの詰め方がバカ凄い

『チャンスを作る』そして『決めきる』この2つの役割りが前衛にはあります。この両方を行うために、いかに前に詰めるか?ということが前衛である女子には求められます。

みっく

前衛って目の前をすごいスピードでシャトルが飛んでくから、やると怖いと思っちゃうけど、東野はガンガン前に突っ込んでく!

サーブレシーブをヘアピンする理由

プロの試合を見ているとほとんどの選手が、サーブレシーブでヘアピン(ネットギリギリに落とす)を打ちます。

なぜならプロ選手になるとその守備範囲はとても広く、相手のサーブが甘くない限りはサーブレシーブで決めることは難しいんです。

なので、サーブレシーブの狙いとしては『相手にネットより低いところで打たせる』ことです。

ポイント

『ネットより低いところで打たせる』

『ロブを打たせたい』

『先にスマッシュやドロップで攻めたい』

たーくん
バドミントンは、男子も女子も、ミックスも、上から打ちおろしている(スマッシュを打ってる)時間が長いペアが優位なんだよね。

前衛が良ければチャンスが生まれやすい

なので、前衛がしっかりと前に詰めていいヘアピンをすることで、後衛である男子にスマッシュのチャンスを作ることが出来るんです。

一見、ダブルスを見ていると後衛でスマッシュを打っている選手だけが攻めの要に見えますが、前衛が『相手に上させている』という役割りもとも大切です。

攻め続けるキーマン

プロ同士だと1つのスマッシュだけでポイントが決まると言うことはあまりありません。

守り(スマッシュを打たれている)側は『いかにして攻めさせないか』『どうやって自分たちが攻めに転じようか』とチャンスをうかがっています。

なので、前衛はこの逃げるショットを狙って、ヘアピンをしたり、ドロップショットをすることで、『自分たちが攻め続ける状況を生み出す』役割りがあります。

ミックスの前衛は特別で面白い

男子や女子ダブルスにないミックス特有の前衛の動きがあります。

サーブの時にも前に居る

男子(後衛)がサーブの時、女子(前衛)はサーバーより前にいます。(その際、女子は少し体を斜めにしていますが、サービスコースを遮ってはならないというルールがあるからです。)

そして、いち早く相手のサーブレシーブ(特にヘアピン)を取り、前衛に入ります。

チャンスを見つけて、前に突っ込む!

ミックスでは、前衛が仕事をしないとチャンスが作れません。

前衛である女子は、男子がしっかりと後ろを守ってくれるので、常にチャンスを見て前に突っ込んでいく必要があります。

左右に動く量が多い

男子ダブルスや女子ダブルスでは、攻めと守りの中間(どちらが攻めになるか)の際には、サイドバイサイド(横に並ぶ)で打ち合って(いわゆるドライブ合戦)いますが、

ミックスの場合には、この中間のときにもトップアンドバック(縦に並ぶ)で後衛はハーフ玉やネット際に落とすショートショット。前衛は主にヘアピンを打ち合っています。

そのため他に比べて、ミックスでは左右に動く量がとても多く、選手が交錯する様子がとても面白いです。

みっく
一瞬で横に移動するのが忍者みたいだよ。カッコイイね!

男子スマッシュでも返しちゃう

ミックスなのでもちろん、男子のスマッシュが飛んできます。これに反応し、深く返せると相手は攻めきれません。

東野選手の守りの強さも見どころのひとつですね。

渡辺勇大(わたなべゆうた) 選手

渡辺選手の面白いところは、男子だからといってスピードでガンガン攻めるというのではなく、ドロップショットや、ハーフ玉(相手の前衛と後衛の間を狙う)など多彩で、「えっこのタイミングでそっちに打つの?」「えっその態勢からここに打つの?」と相手が驚くようなショットを繰り出すところにあります。

みっく
最近、トレーニングの成果で体格が良くなってきたね~。もともとの俊敏さ、正確さ、ゲームセンスに、さらにパワーが加わったら、すごいことになりそう!

伝家の宝刀:ドロップショット

渡辺選手と言えばドロップショット!

(ドロップショットはスマッシュを打つと見せかけてネットギリギリに落とすショット)

トップ選手も一歩も動けないドロップショットがあります。そのすごさは、スローモーションで見ても直前まで「スマッシュを打つだろうな」と思ってしまうくらいです。

意表を突くクロスのショートレシーブ

ショートレシーブとは、相手のスマッシュをネットの近くに落とすこと、反対に高くコートの奥に深く返すことをロングレシーブと言います。

基本的には、(ショートにしろロングにしろ)相手スマッシュは飛んできた方向に返すことの方が簡単です。

なので、渡辺選手も基本はそうしているんですが、時折チャンスをみて『スマッシュと飛んできた方向と逆方向(クロス)にショートレシーブをします。』これが、相手前衛選手が逆を突かれてしまうようなタイミングで打てるのが凄いんです。

たーくん
クロスのショートレシーブが自在で、そこから?!っていつも驚くよ
みっく
神がかってるよね!

ロブと見せかけるフェイント

よく見ていると、ロブと見せかけて短く打っていることがあります。(インパクトまでのスイングは大きいのに、インパクト直前でスイングが減速してコートの中間に落ちるように打っている。)

これによって、相手の選手は深く高く来ると予想してスマッシュの準備に入るのですが、突然短く来るのでタイミングがズレます。

このわずかなタイミングのズレを作ることで、相手は一瞬考えが遅れます。結果、攻撃のコースを明確に判断できずなんとなく返すしかなくなります。

これを見逃さずに、攻めパターンに持っていくので、華やかなスマッシュとは違いますが細かいところでチャンスを作るのが上手い渡辺選手の良さが見えます。

たーくん
高速でショットが飛び交っている最中にこんなコントロールができることがすごいね!!

男子ダブルスも強い

渡辺選手は男子ダブルスも強いんです。(ペアは遠藤選手)なんと世界ランク5位!!

ダブルスだから強いんじゃないの?と思いがちですが、世界でもこんな人は他にいません!2018年末のマスターズシリーズ(世界ランク8位以内の選手にしか出場資格がない大会)では、男子ダブルスとミックスの両方に出場した唯一の選手です。

しかも、両方で1次リーグを突破しどちらも準決勝へ進んでいました。

男子ダブルスの戦術や、役割などが違うので瞬間的な判断を迷わずにどちらの種目もこなしていることがすごいです。

やっぱりミックスも面白い

お互いの役割りがハッキリしている分、噛み合ったときの動きはとても爽快です。

「なんで、そこからそこに行くの!!!すごい!」そんな驚きをいっぱい楽しみながら見てもらいたいな~と思います。

 

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