「認知特性」タイプを知って才能を開こう!人づきあいも楽になる【医師の作った「頭のよさ」テスト・本田真美】

繊細なままで夢を叶える,くまさんのおもちゃ箱

目次

「認知特性」の存在に気づいたきっかけ

以前、学びのために参加したセミナーにて。冒頭で、講師の方からひとこと「私の講座ではメモを禁止しています。テキストもありません。」えぇ~~~~(泣)

メモすることに気を取られないよう、その場で感じることを大切にするため、との説明でした。

必死で集中して頑張ったのですが、結局、途中で数分前の話もわからなくなり、大混乱。終わる頃には何も考えられないくらいぐったりでしたが、自分の中には、ほとんど学びが残らなかった、という出来事がありました。

他の人たちは、終わったあと満足そうでした。

インプットにはタイプがある!

どうしてこんなことが起きたのでしょう?私の頭が特別悪いからでしょうか?実は学校の勉強は得意な方だったんです。

それで、この時気づいたんです。インプットにはタイプがある!

私は他の人に比べて、インプットに文字が必要なタイプだったのです。

混乱の原因は、「認知特性」だった

のちに「認知特性」を知って、あの時の混乱は、単に認知特性の違いだったのだと、スッキリしました。

そのセミナー講師さんは、メモをせずともインプットできる「聴覚優位者」だったと思われます。一方私は、聴覚インプットが極端に不得手で、ワーキングメモリー(短期記憶、作業記憶)が弱いタイプだったのです。

これは、インプットのみならず、アウトプットにおいても同じような傾向があります。

学校の成績が良かったのは、学校の勉強が、テキストやノートを使うため、私のような「言語優位者」に有利な教育方法になっているからです。ちなみに、授業では先生の話を聞くので、復習いらずで成績がよかった人は「聴覚優位」の傾向があるかと思います。

「認知特性」を知って、才能を開こう!

低学歴でも、夢を叶えてイキイキと生きている人、社会で大活躍されている人は、たくさんいますね。そういった方は、自分の特性を活かしています。

あなたも、自分の「認知特性」を知って、自分の才能をもっともっと花開かせてみませんか?

そして、これを知ると、相手に感謝の気持ちが湧いて、パートナーシップがさらによくなりますよ!

職場なら、互いを尊重しあって、才能を活かし合う働き方につながります。それぞれの能力の得意を差し出しあって、補完し合えたら最強チームですね。

「認知特性」ってなぁに?

神経心理学の分野で使われる言葉です。

「外界からの情報を頭の中で理解したり、記憶したり、表現したりする方法」

引用:「医師の作った「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン(本田真美)」光文社新書

人にはそれぞれ、生まれ持った思考や、認知の好みがあります。理解の仕方、表現の仕方は、人それぞれです。

「認知特性」6つのタイプ

認知特性には6つのタイプがあります。

A:視覚優位者
①写真(カメラアイ)タイプ
②三次元映像タイプ

B:言語優位者
③言語映像タイプ
④言語抽象タイプ

C:聴覚優位者
⑤聴覚言語タイプ
⑥聴覚&音タイプ

引用:「医師の作った「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン(本田真美)」光文社新書

自分の「認知特性」を知ろう!

認知特性を知るテストを受ける方法は、2つあります。ひとつは、本田真美さんの著書を購入する方法、もう片方は、ウェブ上で公開されているエクセルを使う方法です。

やってみたら、みっくとたーくんは、なんとなくこのタイプかな?と思っていた通りの結果でした。

・「医師の作った「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン(本田真美)」光文社新書

・サイトから、エクセルをダウンロード → http://micri.jp/ninchitokusei/

結果はそれぞれ

どのタイプかが気になるところですが、6つのタイプがバランス良く備わっている人、状況で特性を使い分けている人、1つの特性だけを使っている人、人それぞれなのだそうです。

得意な認知特性を増やすこともできます。何かに秀でている人は二つ以上の認知特性を持っている傾向があるそうなので、増やすことにチャレンジするのも良いですね。

みっくとたーくんの例

たーくん:全てが一般レベル(2つの赤い点線の間)に配置されていて、認知特性のバランスがいいです。比較では、言語や聴覚(③〜⑥)よりも、視覚(①②)の認知が強いです。たーくんは才能豊かな感じです。

認知特性、くまさんのおもちゃ箱、たーくん

みっく:視覚(①②)と言語抽象(④)が強め、言語映像(③)はかろうじて一般レベル、聴覚(⑤⑥)の認知は一般的なレベルの半分ほど、極端に弱いです。動画、音声、講義などから学ぶのが極端に苦手です。つい書き起こししちゃうのはこのせいです。みっくの生きづらさが伝わるかと思います(笑)

認知特性、くまさんのおもちゃ箱、たーくん
点数評価
14以下 弱い認知特性
15~45 一般的なレベル (二つの赤い点線で囲まれたゾ-ン)
46以上 強い認知特性(能力 特化が見られる)

「認知特性」6つのタイプ、具体的なエピソード

①視覚優位者・写真(カメラアイ)タイプ

写真のように二次元で思考します。頭の中にカメラを持っていて、何かを記憶するときはそのカメラのシャッターをきり、写真として一枚一枚頭の引き出しにしまっていきます。写真家、画家、デザイナー。本を読むと、その中で図がどの辺にあったかを記憶できます。話し下手な人も多いです。

たーくんは話し下手ではありませんが、このタイプで、グラフィックデザインが大好きです。セミナー告知用のポスターデザインのアイデアが、するする出てきます。

どのようにしているのか聞いたら、日頃からポスターデザインが好きで、アプリで素敵なデザインを眺めるのが楽しくて、気付いたらイメージがインプットされているらしく、それが必要に応じてふっと浮かんでくるのだそうです。

たーくんはカメラも得意で、何をとっても魅力が倍増です。スマホで撮った写真も、彩度などの調整をパパパッとやって、芸術作品みたいにかえちゃいます。写真はうまく使えれば、フォーカス&ぼかしで印象付けたい場所を強調したり、明るさ、色味で印象を変えたりできます。このタイプはそのような写真表現が得意です。(コーチング用語で、サブモダリティチェンジといいます。)

たーくんはインテリアも得意ですが、写真やグラフィックデザインと同じで、本などで見本になる画像イメージをインプットして、表現するときに参考にしています。

②視覚優位者・三次元映像タイプ

空間や時間軸を使って三次元で考えます。写真(カメラアイ)タイプとの違いは、空間と時間という軸が加わることです。建築家、パイロット、外科医、機械技術職、テレビや映画の舞台製作者、テレビカメラマン。話し下手な人も多いです。

建築士のみっくはこの特性が一番強いです。設計図を見れば、立体化したイメージを思い浮かべることができます。イメージの中で、建物の中を自由に歩き回ったり、あちこち眺めたりすることもできます。

たーくんはこの優位性も併せ持っています。なので、みっくとたーくんは図面だけでイメージを共有できて、この空間は、こんな風に気持ちいいね、ここに観葉植物があると最高だね、などとすぐにインテリアの相談ができます。

そしてたーくんは、このタイプだからかと思われる、次の特徴も持っています。

  • 漢字の書き順が適当です。(板書でおかしくても見逃してくださいw)
  • 絵を描くのが好きです。
  • 名前も知らない俳優さんが、他のどの映画に出ていたかよく覚えています。
  • 映像を記憶するのが得意。コーチングの教材の大量の動画をかなり記憶していて、コーチ・カウンセラーの人から、セミナーなどの内容の相談を受けると、瞬時にその人の求めているぴったりの動画を提示できます。
  • スーパーで買ったものをきれいに立体的に袋に入れられます。
  • 旅行、夢を思い出すときは、自分視点の動画です。自分がいません。
  • 歌は歌詞カードを眺めてる映像で覚えます。
  • 車庫入れが得意です。

③言語優位者・言語映像タイプ

文字や文章を映像化してから思考します。コピーライター、絵本作家、雑誌編集者、作詞家。文章を映像イメージとして記憶します。言語を映像化することも、映像を言語化することも得意です。

たーくんもみっくも、この特性はギリギリ一般レベル。みっくは、「赤毛のアン」が大好きで、文章表現から映像イメージが立ち昇って行く様に、とても感動します。

ファンタジーの世界観が強く、映像イメージが強い特徴があります。映像に言語的な意味づけが加わり、暗示にかかりやすかったり、極端に恐怖感を抱くこともあるそうです。出生時の映像を記憶し、言語化できる子供はこのタイプだとか。

比喩が得意で、エピソードを記憶しやすいです。

④言語優位者・言語抽象タイプ

文字や文章を図式化してから思考します。内科系医師、作家、教師、金融関係者、心理学者。このタイプは、言葉に文字、数字、図を系統立てて結びつけるのが得意で、文章を図式化するのが得意です。

みっくはこの特性が強いです。メンタルコーチ・カウンセラーはこの特性を生かしてのもののようです。学校の勉強が得意だったのも、この特性を持っているからかと思います。

「言葉を見る」のが得意で、一度文字に落としたり、書いてある文字を見る方が、覚えやすいタイプです。聞いただけでは覚えにくく、視覚情報に変換させてから脳内で整理します。冒頭のストーリーはこの特性からきています。

本のどの辺にどんなことが書いてあったかわかります。英単語は書いて覚える派でした。自分のことも、たーくんのことも、エピソードをよく覚えています。

初対面の人の名前は、名刺をもらったり、ノートにメモしたりして覚えます。みっくのセミナーノートの端っこには、いつもその日で会った人の名前が書いてあります。グループに所属すると、なるべく飲み会幹事などをかって出て、名簿を入手し、名前を文字で何度も見て、メンバーを覚えます。

同窓会では、友人たちの顔はわかるけど名前が出てこないので、記憶力のいい友人の隣に張り付いて、逐一名前を聞いて確認します。

このタイプで、かつ聴覚が苦手なみっくは、冗談を聞いても瞬時にわからないことがあり、「今ののどこが面白かったの?」と説明を求めてしまうので、たーくんはみっくにはあまり瞬発力の必要な冗談を言わなくなっちゃいましたw

⑤聴覚優位者・聴覚言語タイプ

文字や文章を耳から入れる音として情報処理します。弁護士、教師、落語家、アナウンサー、作詞家。「言葉を聞く」のが得意です。音声という聴覚情報のみで言語を脳内に取り入れられます。また、言語そのもので思考を働かせることができます。

たーくんはこの特性も十分あります。同じメンタルコーチでも、心理学の知識を教えることがより得意なタイプです。また、脳内で自分自身と対話するサイレントトークが得意なので、思考法から気持ちを軽くするワークの効果が出やすいタイプです。

同じセミナーに参加していても、たーくんはあまりメモを取りませんが、内容をよく理解し、記憶もしっかりしています。

コーチングスクールの先生方がこのタイプだったので、教材も、テキストは使われず、話を聞いたり、動画や音声で学ぶものが多かったので、たーくんはコーチングに関する知識をあっという間に身につけました。動画でも、どの辺でどんな話があったかも、よく記憶しています。

たーくんは歌が好きですが、歌詞を覚えるのが得意です。

また、(あまり期待はしないであげて欲しいのですがw)冗談も上手です。音韻を踏んだり、似たような言語音声をすぐに想起できて、人の話したことの言葉じりを捉えるのがうまいです。

⑥聴覚優位者・聴覚&音タイプ

音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力します。音楽家。音階や音色といった言語的な意味を持たない情報も、イメージとして脳内で処理できます。絶対音感がある人はこのタイプです。

メロディを覚えて口ずさめます。モノマネが得意です。

たーくんはこの特性も持っていて、あの人がああ言ってたと思い出す時、その人の声、口調がそのまま頭に流れてくるそうです。

番外編:身体感覚優位者

触覚、嗅覚、味覚、固有覚、前庭覚、内臓感覚がすぐれています。スポーツ選手、ダンサー、ソムリエ、料理人、調香師。

レストランの味を家庭で再現できる方はこのタイプです。

認知の「処理」にもパターンの違いがある!

同時処理タイプ

視覚優位者の特徴。一瞬で理解します。一度に多くの情報を全体的に大雑把に認識し、その中の部分同士の関係性から情報を処理する方法です。はじめに全体を把握してからそれを構成する部分に着目して情報処理します。

文章全体がどのようなことを意図しているのか漠然とイメージをつかみます。図やグラフで処理します。

たーくんはこのタイプで、このサイトを作るのにも、どこに写真やイラストを載せたら情報がわかりやすくなるかを考えるのを楽しんでいます。

家事も部屋全体を見渡して何から始めようか考えます。

継時処理タイプ

言語優位者、聴覚優位者の特徴。順番に把握するタイプです。一つひとつの情報を時間的に順序立てて連続処理していきます。構成している部分同士のつながりを理解してから最終的に全体の情報を処理します。物語を最初から段落ごとに理解しながら、場面による状況を把握していきます。方程式で解いていくタイプです。

みっくはこのタイプで、人の性格のタイプ分けや、人生の流れ、その人の乗り越えようとしている課題などの把握が得意です。

このサイトを作るのにも、文章を使ってわかりやすく説明をしようとします。

家事は、洗濯して、次に掃除して、と手順を考えますし、出かける時も、最初薬局行って、そのあと図書館で、と順序を考えます。

コンサートやパーティーの仕切り役をすると、段取りがいいと言われます。

ワーキングメモリー

短期記憶である、ワーキングメモリーの強さも、特性に関係しています。

長期記憶:頭の引き出しの中に情報をストックしていく

短期記憶:引き出しに入れない、作業台の上に情報を一時的に置いておく記憶の仕方、ワーキングメモリー(作業記憶)とも言われる。この作業台の大きさは人によって差があります。

ワーキングメモリーが弱いとこうなる

気が散りやすい。一つの物事を終わらせられないまま、次々と別のことに手を出してしまう。

掃除をしている途中で、洗濯に気をとられ、その途中で別のことに気を取られ、全部途中になっている、というのが、みっくの家事でよくおきますwハッと気づくとかえって散らかってる、なんてことも。

視覚的ワーキングメモリーが弱いとこうなる

みっくは、この能力が低いので、文字や人の顔をなかなか覚えられません。

なので、二度目にあった時、顔を覚えてもらえてなかったと落ち込まないでくださいね~。あなたの印象が低いということではないんです。エピソードを聞けば思い出すかもしれません。

聴覚的ワーキングメモリーが弱いとこうなる

みっくは聴覚的ワーキングメモリーも弱いので、話の内容があちこちに行ってしまいます。音声や動画の配信を見ていただいた方はお気づきでしょうw

話の要点に行くまでに重要でない話まで入り、話が長く、何を言いたいのかわからない、となってしまいがちです。人が多いところではつい聞き手に回ってしまいます。

たーくんは、音声でとっても、話が綺麗に並んでいて、そのまま文章化しても、わかりやすくなっています。

なお、ワーキングメモリーが弱いことがメリットになるのが同時通釈者です。少し前のことを忘れる力がなければ、混乱してしまいますね。強いのがいい、弱いのはダメ、ということではありません。

特性をいかに活かすかが大切ですね。

聴覚認知力

耳から聞こえてくる情報を処理する能力です。不必要な音情報を遮断できる力でもあります。

みっくはこの能力も低いです。救急車が近づいてきているのかどうかわからないので、救急車のサイレンが聞こえると、とりあえずで車を横に寄せて停まってしまいます。たーくんは、前後左右どちらから近寄ってきているかわかるので、無駄なく必要に応じて対応できます。

この認知力が低いと、周囲の音に気を取られやすいので、みっくは、テレビがついていたりすると、勉強や仕事、家事など、他のことができません。外に行く時はいつも耳栓を持って歩いています。

自分を知ったら、方法が見える

インプット、アウトプット方法を、向き不向きを理解して活かすと楽にうまくいきます。

文章を書く場合

たーくんは文章が書きにくいので、グーグル音声入力を使って、頭に浮かんだことをしゃべって、スマホに文字変換してもらう方法で、ブログの記事を投稿する方法を見つけて、ぐっと楽になりました。

みっくは文章書くのが好きです。コーチングでクリアリングというのですが、内側にあるモヤモヤした思いを一旦吐き出して頭の中をすっきりさせる時は、喋るよりも文章で書くのが楽です。自分の思いを知る、セルフコーチングは、文章を書いて、その文章が自分の気持ちとしっくり合っているかを確認する、という方法があっています。

学びに活かそう

英語などの学習をしたい時に、認知特性を知っていると便利です。

言語優位者は何度も書くことで単語を覚えやすいです。聴覚優位者は、ラジオ講座など、音声の教材を使うと効率良く学ぶことができるでしょう。

自分の強い認知特性以外の方法も組み合わせることで、より効果を上げられるかと思いますが、知っていて損はないですね。

どの特性もみんないい、互いを知ろう

相手を尊重できる

言語優位者から見たら、メモを取らない人は、やる気がないように見えてしまうかもしれません。聴覚優位者から見たら、メモを書いてる人は、話聞いてないように見えてしまうかもしれません。どちらもいろんなタイプがあることを知らないと、誤解をしてしまいます。

たーくんは以前、自分が話したことをメモしてくれるのが嬉しいと言っていましたが、認知特性を知って、メモを取らない人が真剣に聞いてないわけでもないね、どちらもいいね、と言っていました。

ただ、そういうタイプ、というだけ。みんな素晴らしい

学校の勉強ができる人はあらゆる能力がハイスペックなのでは、と思いがちです。みっくは、お勉強は得意な方でも、ご覧の通り、苦手なことがたくさんあります。たーくんも、最初はみっくに苦手なことがたくさんあって、驚いたようです。

もちろん学歴があるというのは、努力ができる、目標を立ててそこに向かえる、計画力、継続力がある、などの能力を持っていて発揮したことがある、という面はあると思います。

大切なのは、その人がどのようなタイプで、何に力を発揮しやすいかということ。それから、いろんな人がいてよくて、ひとりひとり素晴らしいのだということではないでしょうか。

仕事のチームで特性を活かす

同じ人を増やさなくていい、適材適所でいこう

特性がわかれば、適材適所で仕事がもっとスムーズにいくでしょう。言語が苦手だけど、手作業が得意な人には、人に指示を出す立場よりも、手作業に集中する場所で活躍してもらうことで、全体がよりうまく回るかもしれません。

ダメなところを直そう、よりも、いいところに着目して活躍してもらおう、というのは心理学者アドラーの提唱した、目的論の考え方にも通じます。

同じ特性は、簡単に通じ合えるポイント

ここまで読んでいただいたら、みっくとたーくんは、重なる特徴と、真逆の特徴と、両方持っていることに気づかれたかと思います。

私たちは、視覚優位・三次元は重なっているので、建築、リノベーションのお仕事の時は、図面だけでサクッとコミュニケーションが取れて、お客様のお役に立てます。

異なる特性は、補い合えるチャンス

一方で、言語優位と聴覚優位が異なるので、セッションやワークショップでは、たーくんが心理療法の解説をして、個別相談にはみっくが対応して、のように、得意をそれぞれ持ち寄って対応しています。

たーくんは視覚優位の二次元が得意なのでデザインで活躍してくれます。言語優位のみっくは、文章を書くところで、たーくんに喜ばれています。

補い合って、苦手を相手がやってくれて、自分は楽しいことをしていればいいので、互いに感謝の気持ちが湧いてきます。

どの特性もみんな素敵です。お互いの特性を知って、補い合ったり、貢献しあったりできたら、幸せですね。

夫婦・家族・仕事仲間・友人のコミュニケーションを良くするコツ

視覚優位者+言語優位者

みっくの言語優位が強いので、視覚優位のたーくんとはこのパターンです。たーくんは言葉で気持ちを表現するのが難しい時があるので、身体の内側の感覚(フォーカシングのフェルトセンスといいます)はどんな感じ?など質問を工夫して、理解し合う工夫をしています。

視覚優位者は、無理せず、言葉以外の絵や画像、写真も活用して表現すると楽になります。

言語優位者は、結論から話してあげると、相手に伝わりやすくなります。

言語優位者+聴覚優位者

言語優位者と聴覚優位者は、言語処理のスピードが異なっていて、言語優位者がゆっくり、聴覚優位者は速いです。音の記憶のしやすさ、認知のしやすさも聴覚優位者の方が優れています。

聴覚優位者は、意識的にゆっくり話してあげる、ダジャレを控えめにするといいでしょう。

言語優位者は手紙やメールを活用する、などで、より分かり合えるようになります。

聴覚優位者+視覚優位者

聴覚優位者は、絵や画像、写真で表現すると伝わりやすいです。

視覚優位者は、端的に話すようにしたり、結論から伝えてあげると、喜ばれます。

不得意な感覚を鍛えたい時は

リハビリテーション学の考え方が使えます。

コツ①:弱い感覚を鍛える時は、同時に、ほかの感覚も使って、すべての感覚のベースを底上げしましょう。苦手なところばかりでは辛くなってしまいます。

コツ②:「長期目標」と「短期目標」を設定しましょう。コーチングでもベイビーステップといって、小さな、簡単に取り組めるサイズまで、目標を小分けにします。無理のないところから少しずつ、が進みやすいんです。

集中したい、能力を最大限に発揮したい、そんな時

集中できない、そんな時

子供の能力が成熟する順番を逆にたどると、集中できるヒントが見つかります!運動や勉強ができるようになるまでの順番は次の通りです。

  • ステップ1:人の能力の基礎である、前庭覚(自分のからだの位置やバランスの感覚)、固有覚(力加減や手足の位置、動きの感覚)、触覚
  • ステップ2:視覚、聴覚、嗅覚、味覚
  • ステップ3:運動能力、知的能力

仕事などに集中できない、というのはステップ3の能力が発揮できない状態です。なので、その手前の、ステップ1や2の段階がうまく機能していない可能性があります。自分の姿勢や周囲の環境がここちいいかどうか、見直してみましょう。

その時は、自分はどの感覚が敏感か鈍感か、感覚入力の特徴によって、どのような環境に身を置けばいいかが、わかります。

  • 聴覚が敏感→静かな環境で集中できる(テレビやラジオの音を消す、喫茶店より図書館、など)
  • 視覚が敏感→整然とした環境で集中できる(部屋を片付ける、など)

まとめ

自分がどのようなタイプかを知ることで、より自分を生かしたり、周りの人との関係を良くする工夫が出来ます。身近な人のタイプを知ることで、何に力を発揮しやすいか、どうしたらもっとお互いにハッピーかを考えることができます。

何より、いろんな人がいていい、と思えて気持ちが楽になったのではないでしょうか。

ぜひ日常に活かしてみてくださいね。

・参考書籍

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