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テニスコートって色々あるんだけど
テニスのコートっていくつか種類があって、テレビの試合でよくみるコートは、ハードコート(コンクリートなど+樹脂)、クレーコート(土)。
他に、砂入り人工芝コートというのもあるし、テニススクールだとカーペットコートもよく見るね。
芝生のコート、ウィンブルドン
6月末〜7月頭の時期に、NHK で深夜に放送してる、芝生のテニスコート(グラスコート)の試合、見たことあるかな?
あの大会、「ウィンブルドン選手権」(通称:全英オープン)っていうんだ。
イギリスのウィンブルドンで開催されてる。テニスの四大国際大会のひとつだよ。グラスコートの大会はとても珍しいんだよ。
ちなみにあの芝はなんと天然芝。グラウンドキーパーが、1年かけて整備して、たった2週間の大会に備えるんだ。
そして、ウィンブルドン選手権の特徴は、芝だけじゃないんだよ。
全身、真っ白じゃないとダメ!
テニスって、みんなそれぞれカラフルなウェア着てるよね。スポーツ用品店でも、色とりどりのウェアが並んでる。
でもね、この大会は白い服しか着ちゃいけないっていう決まりがあるの。
全身真っ白。もちろん上着、短パン、靴下、靴、あと バンダナとか帽子まで、全部が白じゃないといけない。
しかも、ロゴのサイズにまで規定があって、『 ロゴが大きすぎると、試合に出れない 』。そんな細かいところまで決まってるんだ。
ビックリでしょ!
守らないと試合に出れないよ~
試合直前に確認があって、規約違反だと着替えさせられるんだ。
これが、ウィンブルドンだけにあるんだよ。
伝統のウインブルドン
理由は、ウィンブルドンって特に伝統を重んじてて、昔テニスが貴族の間で行われていた格好の色を、そのまま 引き継いてるからなんだって。
青々とした芝生で、白のウェアの選手がプレイしてたら、ウィンブルドンだ!ってすぐわかるね。
特別に、ウィンブルドンで普通のウェアだった事があった!
でも僕は一度だけ、ウィンブルドンのコートで色のついてるウェアで戦ってるのを、見ることができたんだ~。
それは、ロンドンオリンピックのとき。
会場がウィンブルドンのコートだったんだけど、オリンピックとして開催されたから普通のウエアだったんだ。その様子が、なんとも不思議だった!「ウインブルドンなのに白じゃない?!」って驚いたんだよ。
ウインブルドンで検索してみてね~
たーくん